オーギリング・ジャーナリング

野良オーギリングファンによるコラム・解説

ホワイトスターズ自主興行 DVD をじっくり見てみた

先日購入したホワイトスターズ自主興行 DVD をじっくりと見てみました。この回、会場でも面白かったんですけど、DVD を改めて見てみると当日は展開が速すぎて消化しきれなかった部分が解ってかなり面白いです。

せっかくだから試合経過を記録しながら見てみたところ、いくつか面白いことが分かりました。

得点

こちらは当日発表されていましたが、ホワイトスターズがトップ3でした。この3人で総文字数の 69.7% を獲得しています。最終問題の時点で楽太郎・中島・セピアの得点はそれぞれ 105・98・85でしたので、この3人は最終問題を取った人が優勝という状態でした。

選手 楽太郎 中島 セピア マスクド 鈴木 すえひろ フレンチ
文字数 130 98 85 47 40 35 14 449

回答数

ここでもホワイトスターズの3人で全体の 69.1% の問題で得点を得ています。順位も概ね得点と同じですが、得点では4位につけていたマスク・ド・文太郎が6位となっています。

選手 楽太郎 中島 セピア 鈴木 すえひろ マスクド フレンチ
回答数 15 12 11 6 5 4 2 55

平均文字数

となると、気になるのは1問あたりの平均文字数です。単純に得点を回答数で割ってみたところマスク・ド・文太郎の圧勝でした。ヨッペを2回答えた楽太郎は平均文字数が短いかと思いましたが、長文も結構答えていて2位につけています。

選手 マスクド 楽太郎 中島 セピア すえひろ フレンチ 鈴木
平均 11.8 8.7 8.2 7.7 7.0 7.0 6.7

試合経過

全55問の得点の推移は次のようになっていました(クリックで大きな画像)。序盤でセピアと中島が、後半で中島と楽太郎が競り合っているのがわかるかと思います。

(追記)順位の変遷も書き入れてみました。一位にいた回数を比べると中島が38回、セピアが14回、楽太郎が12回と圧倒的に中島が優位に進めていたことが分かります。一方、連続回答は楽太郎が Q44-45 と Q53-55 の二回行っているだけで他の選手は連続回答がありません。実力でリードを保つストロングスタイルの中島とじわじわ食いついてチャンスがあれば一気に畳み掛ける曲者楽太郎の勝負だったと言えるのではないでしょうか。